微生物生産食品:酒類や発酵食品

古来より、ヒトはかび、酵母、細菌などの微生物の働きを利用して、微生物利用食品を製造してきました。微生物の働きによって有機物を分解し、新たな成分が生成され、ヒトに役立つものがつくられる場合を「発酵」といい、有害となる場合を「腐敗」と言います。
微生物利用食品(発酵食品)の特徴は、微生物を使って原料を発酵させることにより、原料にはなかった特有の香りや味が付与され、長期保存が可能になるなどの付加価値が高まることです。

本ページでは、そんな微生物を利用した食品について学んでいきたいと思います。