三大栄養素とは? 食生活アドバイザーの問題で簡単に解説

たんぱく質は、 低分子の化合物 であり、炭素、水素、酸素のほかに窒素を含んでいる?

【たんぱく質の定義】

たんぱく質はいくつものアミノ酸が枝分かれすることなく、1列にペプチド結合した高分子化合物です。

【ペプチド】

たんぱく質は、いくつものアミノ酸がペプチド結合(-CO-NH)によって、結合した構造になっており、2個以上のアミノ酸がペプチド結合によって結合したものの総称をペプチドといいます。

答え ×

たんぱく質は、炭素、水素、酸素のほかに窒素を含む高分子の化合物である。

たんぱく質は、運動や重労働など大量のエネルギーを必要とする際に摂取するのに適した栄養素といえる?

マラソンなどの長時間を要する運動では、まずはブドウ糖が多数結合したグリコーゲンが消費され、続いて脂肪が燃焼されます。短距離走でも同様にグリコーゲンは消費されますが、特に短時間で急を要するエネルギーの提供にはクレアチンリン酸も使われます。このように、エネルギーの供給には糖質(炭水化物)が重要な役割を担っています。

答え ×

糖質は、運動や重労働など大量のエネルギーを必要とする際に摂取するのに適した栄養素といえる。

アミノ酸は脂肪酸は全て体内で合成することができるので食物から摂取しなくてもいい?

【必須アミノ酸】

アミノ酸には、体内で糖質や脂質から合成できる非必須アミノ酸と体内では合成できないか、合成できても必要量をまかなえない必須アミノ酸があります。食品たんぱく質の栄養価はこの必須アミノ酸の構成バランスによって決められます。

9種類の必須アミノ酸】

トリプトファン、ロイシン、リジン、ヒスチジン、バリン、スレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、イソロイシン

答え ×

必須アミノ酸必須脂肪酸は体内で合成することができず、食物から摂取しなければならない