肌質評価試験のプロトコール

化粧品の効果を評価するために導入した肌質測定装置を利用した評価ですが、近年はサプリメントが肌を改善する効果(保水効果など)を検証することに多く利用されています。機能性表示食品の届け出も目指すことができる方法です。

モニターの方々に対する肌質を評価するヒト試験の募集要項も研究の進め方について参考になると思います。また、以下の動画は1分半未満ですぐに確認できますので、是非ご覧頂ければ幸いです。

概要

試験概要
サプリメントもしくは化粧品の使用前後による変化を肌質測定等で評価する。

被験物
提供されたサプリメントもしくは化粧品およびプラセボ

被験者
一般的に健康な女性約30~40名(製品約15~20名、プラセボ約15~20名)

スケジュール例

1ヶ月目:契約(入金)完了

2ヶ月目:募集要項作成、被験者募集

3ヶ月目:事前評価

4ヶ月目:事後評価

5ヶ月目:速報

6ヶ月目:報告書提出

評価方法

肌質測定
質問紙 
Skin condition VAS、気分尺度など

解析方法

t検定および分散分析

※統計解析の詳細は『科学的に効果があるとは?』をご参照下さい

費用

  • 100万円(単群での予備試験、例数10名程度)
  • 200万円(プラセボ比較試験、例数20名程度)
  • 300万円(機能性表示用の本試験、例数30~40名)

※受託費用の詳細は『受託費用』をご参照ください。