紫外線防止効果試験(SPF・PA・WP試験)のプロトコール

皮膚に対する紫外線を予防する効果に関する研究計画になります。いわゆるSPF試験です。

皮膚に紫外線を照射して炎症反応(皮膚が赤く変化する様子)を確認します。

SPF試験で照射する紫外線はB波(UVB, UV-B)と呼ばれる約300nmの波長の光で、一般的には皮膚に届きやすく肌に対する影響が強いと言われています。WP(ウォータープルーフ)試験では、肌を20分間浸水させて(グレードによっては複数回)させて、そのSPF値が持続するかを判定します。

PA試験では、紫外線のA波(UVA, UV-A)と呼ばれる320~400nmの波長を利用します。B波に比べて日焼けを起こさないことが知られていますが、肌の奥まで届くと言われています。

概要

試験概要
紫外線を照射した際の変化を目視で確認する。

被験物
皮膚に塗布するクリーム(パウダーや流れる液体ではないこと)

被験者
健常成人10~20名(予備試験2~3名)

スケジュール例

1ヶ月目:被験者募集、試験実施

2ヶ月目:速報(予備試験は速報のみです)

3ヶ月目:報告書提出

評価方法

紅斑の有無のよる評価(詳細はこちらのページに記載しています)

予備試験はこちらのページもご参照ください。

費用

予備試験
・SPFおよびPA1検体10万円+基本料5万円(3検体以上で基本料を無料とします)
・WP1検体18万円(SPF試験での数値があることが必須になります)

※現在、予備試験のみお引き受けしております。