紫外線防止効果試験(SPF試験)のプロトコール

皮膚に対する紫外線を予防する効果に関する研究計画になります。いわゆるSPF試験です。

皮膚に紫外線を照射して炎症反応(皮膚が赤く変化する様子)を確認します。照射する紫外線はB波(UVB, UV-B)と呼ばれる約300nmの波長の光で、一般的には皮膚に届きやすく肌に対する影響が強いと言われています。

概要

試験概要
紫外線を照射した際の変化を肌質測定器で計測する。

被験物
皮膚に塗布するクリーム(流れる液体ではないこと)

被験者
健常成人10~20名

スケジュール例

0ヶ月目:手続き、調査準備(後述「費用」の通り10検体集まるまでお待ち頂きます)

1ヶ月目:被験者募集、試験実施

2ヶ月目:速報

3ヶ月目:報告書提出

評価方法

紅斑の有無のよる評価(詳細はこちらのページに記載しています)

費用

本試験1検体25万円(10検体の応募が集まった時点で開始します)
予備試験1検体9万円(5検体の応募が集まった時点で開始します)

※予備試験は以下の点などISOに準拠していない内容になります
・例数3名(ISOは10~20名、統計解析や肌の色分布を考慮せず、簡易報告)
・光源が蛍光灯型(ISOより多少UV寄り)
・測定部位が腕(ISOは背中での実施)
・スタンダード(P2やP5など定められた標準品)不使用