機能性表示食品の届出の際や消費者からの問い合わせ対応などに備えて、主にメンタルヘルスに対する有効性を証明する試験になります。メンタルヘルスだけでなく、疲労感、眠気、便秘など質問紙で評価できる項目を幅広く実施可能です。有効性の評価だけでなく、マーケティング・リサーチにも応用可能です。
機能性表示食品の有効性試験の基準は特定保健用食品の届出に準拠すると定められており、以下のような試験を実施します。
概要
試験概要
メンタルヘルス等に与える効果を確認する。
被験物
製品、プラセボ
被験者
健常成人約30名 (プラセボ 約15名、製品15名)
スケジュール例
1ヶ月目
試験準備
2ヶ月目
被験者募集
3ヶ月目
事前測定
試験食品摂取期間
4ヶ月目
事後測定
5ヶ月目
解析、速報
6ヶ月目
報告書提出
評価方法
質問紙評価
睡眠関連(PSQI:過去1カ月の睡眠習慣に関する質問に自己評価で答え自身の睡眠の質の評価を行う)
気分尺度(POMS:「緊張」「抑うつ」「怒り」「活気」「疲労」「混乱」の6つの尺度から気分や感情を測定する)
疲労感(CSF:慢性疲労症候群)
※その他の質問紙や事例は質問紙による機能性評価もご参照下さい
解析方法
t検定
事前測定および群間の値を簡易的に比較
分散分析
最終判断として、事前・中間・事後測定の値を総合的に解析
※統計解析の詳細は『科学的に効果があるとは?』をご参照下さい
費用
予備試験150万円、本試験250万円
※詳細は受託費用をご参照下さい