目次
蒸留酒とは、糖質をアルコール発酵させ、ろ過したもので、清酒、ビール、ワインなどのことをいう?
【アルコール】
酒税法(第2条)において、「酒類」はアルコール分1度以上の飲料(薄めてアルコール分1度以上の飲料とすることができるもの、または溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含む)と定義されています。
【アルコールの分類】
- 発泡性酒類(ビール、発砲酒)
- 醸造酒類(清酒、果実酒、その他の醸造酒)
- 蒸留酒類(連続式蒸留焼酎、単式蒸留焼酎、ウイスキー、ブランデー、原料用アルコール、スピリッツ
- 混成酒(合成清酒、みりん、甘味果実酒、リキュール、粉末酒、雑酒)
【醸造酒とは】
原料を酵母によりアルコール発酵させて作られた酒類であり、蒸留などの作業を経ず、基本的にアルコール発酵させたままの状態で飲まれるものが醸造酒と呼ばれています。
【発酵方法の違い】
- 清酒:並行複発酵…カビなどによる糖化とアルコール発酵を同時に行わせる方式
- ビール:単行複発酵…麦芽による糖化後、アルコール発酵させる方式
- ワイン:単発行…糖から直接アルコール発酵させる方式
【蒸留酒とは】
醸造酒を蒸留して作った種類を蒸留酒、もしくはスピリッツとも呼ばれています。基本的にはアルコール度数が高いものの、蒸留後に加水した場合でも蒸留酒とされるので、アルコール度数を大きく落とすことも可能です。
答え ×
醸造酒とは、糖質をアルコール発酵させ、ろ過したもので、清酒、ビール、ワインなどがある。
かつお節は、主に酵母の働きを利用した発酵食品のこと?
【かつお節】
かつおをおろして煮熟し、乾燥させてカビ付け後さらに乾燥させたものを鰹節と呼びます。カビ付け前の生乾きのものをなまり節、背と腹を各2本、計4本に節取りして作ったものを本節、小型のかつおを三枚におろして作ったものを亀節といいます。また、かつお節はうまみ成分であるイノシン酸を多く含んでいます。
食品と微生物に関係は、以下の動画もご参照下さい。
答え ×
かつお節は、主にかびの働きを利用した発酵食品である。
納豆は、主に酵母の働きを利用した発酵食品のこと?
【納豆】
納豆は、蒸し大豆に納豆菌をつけて発酵させた食品です。発酵によって、消化吸収がよくなり、独特のねばりと風味が生まれます。骨形成作用をもつビタミンK₂が豊富です。
答え ×
納豆は、主に細菌類の働きを利用した発酵食品である。