研究レビューの積極的な利用を
そのように説明をしますと、非常に難易度が高く感じられますので、基本的には、外注を検討する場合が多いかと思います。
研究レビューの一般的な費用
機能性表示食品の研究レビューを受託して下さる企業は検索すると、比較的多くヒットします。ですが、実際に作業の見積りをとってみると、200~500万円程度が相場になるようです。
私共で臨床試験を受託する程度の費用であり、確実に機能性表示を取得できるとは限らず、リスクの高い投資的な支出となってしまいます。弊社では、研究者以外では難しい研究レビューの部分(届出様式V)の部分を50~125万円で受託しております。
研究レビューの裏技
自分たちが実施した臨床試験のみを「研究レビュー」するという裏ワザのような申請方法も存在します。
私共はこの方法での申請に複数関わりました。具体的には、サフランや調糖唐辛子などになります。
私共が関わった研究レビュー(文献調査)で機能性表示食品になっている事例を改めて調べたところ、最低5件はあることが判明しました。下請け的に実施することが多いのですが、世に出ているようで嬉しく思いました。鶏むね肉のような認知機能だけでなく、メタボや整腸作用の成功事例も見つかりました。
— 大貫教授@食品研究者 (@k_ohnuki) October 23, 2019
目利き調査(予備調査)と費用
高額な支出のリスクを回避するため、福岡県では、「目利き調査」という文献調査サービスを実施しています。福岡県の事業者様は、無料で簡易的な調査が依頼できます。上記リンクにお問い合わせの連絡先が書かれておりますので、ご興味のある事業者様は是非ご連絡頂ければ幸いです。
福岡県外の事業者様は、残念ながら目利き調査は利用できませんが、弊社では同様の調査を30~50万円で受託しております(1つの成分、1つの機能性として。多くは30万円の範囲で収まります)。福岡県の補助事業では有効性の調査のみですが、弊社の場合は安全性の調査にも利用可能です。
機能性表示に申請する研究レビューのリスク判断のため、広告表現に利用する科学的な根拠を探るためなどご利用下さい。
お問い合わせ