研究はリーダーが主体となって行いますが、あくまでチーム単位で活動していきます。
「いま試験がどれくらい進んでいるか」、「測定結果はどのようになったか」などの情報共有は必要不可欠であり、随時していかなければなりません。
そのために、「試験に関する連絡をする場」と「試験に関する資料を共有する場」のふたつを用意する必要があります。ここではLINEやDropboxで使用した場合の説明になりますが、上記の役割を満たすことができるのであれば、どのサービスを利用してもかまいません。
連絡をする場の作成(グループLINE)
透明化を図るため、試験に関する伝達事項、相談、議論等は原則すべて一つのグループLINEで行うようにします。
個人間でのやり取りについても、その内容をチーム全員が把握しておいた方がよいため、グループLINEで行うのが望ましいです。
また、ファイルの交換をすることも多いので、パソコン版の利用を奨励します。
グループLINEの作り方はこちら
グループLINEを作ることができたら、アドバイザーと連携するなどしてメンバー全員を招待してください。
資料を共有する場の作成(Dropbox)
まずは「Dropbox」と検索して、インストールをして下さい。パソコン版は必須で、スマートフォンやタブレットへのインストールもお勧めします。
共有フォルダの作成
以下のフォルダ構成を参考にして、dropbox上で試験名のフォルダの中に新たなフォルダを作成していきます(これらはあくまで参考であるので、必要であれば適宜フォルダ名を変更したり、新たにフォルダを追加したりしてください)。
フォルダに必要なファイルを入れる
ここでは、臨床試験に必須なチェックシートを入れる場合について説明します。
チェックシートとは、試験のリーダーがすべき項目が箇条書きされているもので、項目を達成するごとにチェックをつける仕様になっています。
他のメンバーもこのチェックシートで試験の進行状況を把握できるため、リーダーは逐次チェックを入れて更新する必要があります。
フォルダの共有
作成したフォルダの〈…〉を押して〈共有〉をクリックします。
その後、〈宛先〉にメンバーのメールアドレスを入力し(複数入力可)、〈共有〉をクリックします。