研究で利用する特殊なExcel関数

乱数

次は”乱数”についてです。

“乱数”とは”サイコロのように予測不能なランダムで適当な数字“であり、つまり”規則性のない数字“を指します。不確定要素を追加したい際に非常に有効的な関数である為、パスワードの自動生成などといった場合に使用されており、プログラミング言語では乱数を作る関数が存在します。

一つ目がRAND()という関数です。RAND()では「0以上で1より小さい」乱数を発生し、ワークシートが再計算されるたびに新しい乱数が発生します。

よってaとbという範囲で乱数を発生させる際にはRAND()*(b-a)+aという関数を使用し、整数の乱数をaとbの範囲で発生させるにはRANDBETWEEN(a,b)という関数で表すことが出来ます。

このように適当に見える数字を関数を用いることで規則的に作り上げ、プログラミングにおいて多様性を生み出しているのです。

演習

今回は少し踏み入った関数をご紹介いたしましたが、エクセルを駆使するにおいて中級レベルになる為には必要不可欠な知識となりますので、しっかりと学んでいただき、エクセルをマスターしてプログラミングを楽しんでいきましょう!