χ二乗検定の実施方法
残念ながら、アドインなどを入れていない初期状態のエクセルでは、「期待度数表」を簡単に作成する方法やχ二乗検定を実施する分析ツールはありません。つまり、「期待度数表」を作成する必要があります。
χ二乗検定の実施方法は大きく分けて2つあります。χ二乗の値を計算して、χ二乗分布の値(CHIINV関数で得られる値)と比較する方法です。
もう1つの方法はCHITEST関数を使う方法で、こちらの方が簡便で現実的です。「期待度数表」を作成する必要がありますが、比較する2つの範囲を選択するだけで有意確率が求められます。この値が0.05未満であれば有意差があると判断されます。
以下、独立性の検定を実施した実施例の動画を紹介しています。「期待度数表」をまずは作成し、続いてCHITEST関数を実施している流れが理解できるかと思います。
練習問題
以下よりカイ二乗検定に関する問題をダウンロードできます。理解度の把握のために、ぜひ挑戦してみてください。
χ二乗検定の練習問題
カイ二乗検定は関数を使えば操作自体はあまり難しくないですが、以下の動画なども参考にしてみてください。