茶葉からの成分抽出
一般的な研究の場合、熱水抽出はオートクレーブの利用や撹拌機を利用した長時間(数時間~数日)の抽出を行うが、ここでは簡易的な抽出を実施する。この抽出方法でも、80~90%の収率が得られている。
実験器具
・三角フラスコ(100ml×2)
・メスフラスコ(水抽出用250ml、エタノール抽出100ml)
・漏斗
実験手順
・試料を粉砕する
・約300㎎を三角フラスコに入れる(秤量して記録)
・水抽出は、電子レンジで吹きこぼれないように加熱して撹拌する
・エタノール抽出は、常温にて三角フラスコを振って撹拌する
・漏斗にペーパーフィルターをセットして、ろ過する
・水抽出は250ml、エタノール抽出は100mlに定容する
・一部を容器に移して保管する(ラベルは茶葉の重量も記載)