果物およびキノコに含まれる食品成分

しいたけの旨味成分はエリタデニンやエルゴステロール、主な香気成分はレンチオニンである?

しいたけにはキノコ類のなかでもかなりの栄養が含まれています。
ミネラルやビタミンを多く含みコレステロールの分解や血圧上昇の防止、制がん作用のあるエリタデニンや骨の発達、くる病の防止につながるエスゴステロールなどが代表的な成分です。
うま味成分としてはグアニル酸が挙げられ、こんぶのグルタミン酸やかつおのイノシン酸と同時に日本食を支える代表的なうま味成分となっています。
レンチオニンはしいたけの香気成分です。生しいたけには含まれない成分で、干ししいたけを戻す際や熱を加える際に発生します。冷水で戻した方がよいのは、このレンチオニンに熱に弱い性質があるからです。加熱する際もできるだけ短い時間で済ませましょう。血小板の凝集を抑える作用があり、血栓症予防に効果的とされています。

(答え) ✖ グアニル酸、干しシイタケ
しいたけの旨味成分はグアニル酸、干しシイタケの主な香気成分はレンチオニンである。

【参考文献】
椎茸(しいたけ)とは-特徴・栄養・種類 食材食品ナビ
https://kenkou-tabemono.info/syokuzai/index.php?%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%91
干ししいたけ 乾燥させただけで栄養がケタ違いに! 【公式】まごころケア食
https://magokoro-care-shoku.com/column/nourishing-just-by-drying/

きくらげのビタミンD2含量は、干ししいたけより少ない?

ビタミンDには、植物由来のビタミンD₂(エルゴカルシフェロール)と動物由来のビタミンD₃(コレカルシフェロール)があります。
主な生理作用は、腸管や腎臓でのカルシウムとリンの吸収促進、骨の形成と吸収促進。
一般に、天日で乾燥した干ししいたけでは、紫外線によりプロビタミンD(エルゴステロール)からビタミンD₂が生成するため、ビタミンDが豊富に含まれます。

きくらげは、乾燥物として輸入されることがほとんですが、天日乾燥したものが多く、ビタミン含量が極めて高いです。

(答え) 多い
きくらげのビタミンD2含量は、干ししいたけより多い

ビタミンDが豊富!きくらげの栄養と効能 オリーブオイルをひとまわし
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/03/d.html
きくらげの意外な栄養成分~体に嬉しい効能とデメリットもお伝えします~ シンクヘルス株式会社
https://health2sync.com/ja/blog/wood-ear-mushroom-nutrition/#i-6

トリュフ特有の芳香成分はα-アンドロステロールである?

トリュフとは菌類でありカビの仲間です。トリュフといえば世界三大珍味で香りを楽しむ食品として様々な料理に使用されていますが、その成分について知っている人は少ないのではないでしょうか?
トリュフの香りの主成分はα-アンドロステロールといい、脂溶性の成分となっています。
よってフランス料理などにあい、更には興奮作用も兼ねそろえていることから、希少価値という意識を前提に興奮作用が加わり食事の際の気持ちを高めてくれているともいえるそうです!
トリュフを食べる際香りに注目して食べてみてくださいね!

(答え) 〇

【参考文献】
贅沢なる?チーズバー・トリュフ コン美味食文化論
https://ameblo.jp/muro125/entry-10060299633.html
株式会社キノックス
https://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/mame/mame04-2.html