目次
大豆はアレルギー表示が義務付けられる特定原材料に含まれている?
【アレルギー表示の義務付け】
特定のアレルギー体質をもつ方の健康危害の発生を防止する観点から、過去の健康危害等の程度、頻度を考慮し、容器包装された加工品等に特定の原材料を使用した旨の表示を義務付けている。(平成13年4月1日施工〈14年3月31日まで経過措置〉)
表示を義務化する「特定原材料」と通知で表示を推奨する「特定原材料に準ずるもの」の、2つに分類している。
◇特定原材料(8品目):卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに、くるみ
◇特定原材料に準ずるもの(20品目):あわび、いか、いくら、さけ、さば、牛肉、鶏肉、豚肉、ゼラチン、松茸、山芋、大豆、ごま、カシューナッツ、桃、りんご、オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、アーモンド
答え ×
大豆はアレルギー表示が義務付けられる特定原材料に含まれていない。
栄養成分表示は、すべての食品に表示する義務がある?
【栄養表示基準制度】
栄養表示基準制度は、高齢化社会、生活習慣病の増加を背景に食品の栄養成分に関する情報を広く国民に提供することを目的に創設された。
栄養成分の表示に関するある一定の基準と義務を規定したもので、健康増進法第31条により定められている。原則としてすべての予め包装された一般消費者向けの加工食品および添加物において表示が義務付けられており、また、生鮮食品ではあるが、例外的に鶏卵もこれに含まれている。
【栄養表示をする際の表示区分】
※①栄養成分表示をする場合、必ず表示しなければならない
※②基本5項目以外で上記食品表示基準に規定する栄養成分
◇任意表示:義務表示対象成分以外の表示対象となる項目(任意表示であっても、栄養成分表示を行う場合は、必ず「基本5項目」の表示が必要である)
◇推奨表示:義務表示ではないが、積極的に表示推進するよう努めなければならない項目
答え ×
栄養成分表示は、すべての食品に表示する義務はない。
カルシウムは、栄養成分表示の主要5項目に含まれる?
※前の問題の解説をご参照下さい
答え ×
カルシウムは、栄養成分表示の主要5項目に含まれない。
「3.8牛乳」とは、たんぱく質が3.8%含まれていることを意味している?
【3.8牛乳とは】
牛乳に乳脂肪分が3.8%含まれる牛乳。同様に3.5%の乳脂肪分を含む3.5牛乳などもある。これらは、生乳という成分を調整していない牛乳から作られる。低脂肪牛乳や無脂肪牛乳といった牛乳は成分を調整したもので、生乳に対して成分調整牛乳という。
答え ×
「3.8牛乳」とは、乳脂肪分が3.8%含まれていることを意味している。