健康になるための3大要素とは、栄養、運動、睡眠の3つをいう?
【休養・こころの健康】
こころの健康とは、世界保健機関(WHO)の健康の定義を待つまでもなく、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件である。具体的には、自分の感情に気づいて表現できること(情緒的健康)、状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること(知的健康)、他人や社会と建設的でよい関係を築けること(社会的健康)を意味している。人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること(人間的健康)も大切な要素であり、こころの健康は「生活の質」に大きく影響するものである。
こころの健康には、個人の資質や能力の他に、身体状況、社会経済状況、住居や職場の環境、対人関係など、多くの要因が影響し、なかでも、身体の状態とこころは相互に強く関係している。
こころの健康を保つには多くの要素があり、適度な運動や、バランスのとれた栄養・食生活は身体だけでなくこころの健康においても重要な基礎となるものである。これらに、心身の疲労の回復と充実した人生を目指す「休養」が加えられ、健康のための3つの要素とされてきたところである。さらに、十分な睡眠をとり、ストレスと上手につきあうことはこころの健康に欠かせない要素となっている。
答え ×
健康になるための3大要素とは、栄養、運動、休養の3つをいう。
参考URL:「休養・こころの健康 厚生労働省」
家でごろ寝をしたりするのは積極的休養?
【休養の概念】
疲労の蓄積や回復度合いに関する分類(急性疲労と慢性疲労)
一過性の疲労 ⇔ 疲労が蓄積
(A)急性疲労 ⇔ (C)慢性疲労
早い ← 回復度 → 遅い
疲労の種類に関する分類(肉体疲労と精神疲労)
筋肉の疲労 ⇔ 中枢神経の疲労
(B)肉体疲労 ⇔ (D)精神疲労
【休養法】
◇消極的休養法【(A)、(B)に効果的】
主として休息により疲労を回復させる方法
例》睡眠、入浴、マッサージなど
◇積極的休養法【(C)、(D)に効果的】
日常行っていない活動をすることにより疲労を回復させる方法
例》スポーツ、音楽、読書、映画鑑賞、旅行、散歩など
答え ×
家でごろ寝をしたりするのは消極的休養である。
積極的休養とは、身体活動を伴わない安静な状態での休養をいう?
※ 解説は上記の問題をご参照下さい
答え ×
消極的休養とは、身体活動を伴わない安静な状態での休養をいう。