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有酸素性運動は、短距離走や筋肉トレーニングなど瞬間的に強い力を必要とする場合の運動のこと?
【有酸素運動と無酸素運動】
答え ×
無酸素性運動では、短距離走や筋肉トレーニングなど瞬間的に強い力を必要とする場合の運動である。
無酸素性運動では、酸素を使わず、脂質を分解することによってエネルギーを生み出す?
※ 解説は上記の問題の表をご参照下さい
答え ×
無酸素性運動では、酸素を使わず、グリコーゲン(グルコース、ブドウ糖、糖質)を分解することによってエネルギーを生み出す。
有酸素性運動では、糖質を使って、エネルギーを生み出している?
※ 解説は上記の問題の表をご参照下さい
答え ×
無酸素性運動では、糖質を使って、エネルギーを生み出している。
無酸素性運動では、酸素を使って体脂肪を燃焼することによってエネルギーを生み出す?
【有酸素運動と体脂肪の燃焼】
私たちは運動時、貯蔵された筋グリコーゲンを二酸化炭素と水に分解し、その過程で産生されたATPをエネルギー源として使っている。しかし、体内に貯蔵されているグリコーゲン量には限界があるため、グリコーゲンのみでは長時間の運動を続けることが困難である。そこで、体脂肪を分解してエネルギー源にする方法に切り変えるのだが、体脂肪を分解するには大量の酸素が必要となる。その必要な酸素を取り入れながらエネルギー源を産生するシステムを繰り返えす。これが有酸素運動である。
体内に貯蔵された体脂肪は、リパーゼという酵素によって遊離脂肪酸(FFA)という物質に分解される。遊離脂肪酸(FFA)は血液にのって筋肉に運ばれ、ミトコンドリアで分解されATPを産生する。
体脂肪は一定量以上体内に貯蔵されているため、酸素が供給され続ける限り、エネルギーを産生し続けることが可能となる。また、体脂肪を分解するリパーゼは、体温が高くなると活性が高めるため、運動で体温が上昇し血流が多くなると、ますます体脂肪を燃焼するようになり、一度体脂肪の燃焼が始まると、その後も脂肪を燃焼しやすい状態を数時間継続することができる。
答え ×
有酸素性運動では、酸素を使って体脂肪を燃焼することによってエネルギーを生み出す。
参考URL:
有酸素運動に関することは、以下の記事も参考にしてください。