目次
膵臓のランゲルハンスα細胞からはグルカゴン、β細胞からはインスリンが分泌され、共に血糖値を低下させる?
膵臓のランゲルハンス島のα細胞とβ細胞から分泌されるホルモンは、それぞれ反対の作用を持っていて、この二つの細胞から血糖値の数値の調節をしています。
(解答)✖ グルカゴンは上昇
膵臓のランゲルハンスα細胞からはグルカゴン、β細胞からはインスリンが分泌され、グルカゴンは血糖値を上昇させ、インスリンは血糖値を低下させます。
副腎皮質より分泌されるアルドステロンはナトリウムの再吸収により血圧を上昇させ、コルチゾールは糖新生を亢進する?
アルドステロンは、アンギオテンシンIIによって分泌が促進され、ナトリウムと水の再吸収を促進します。そのため、アンギオテンシンIをアンギオテンシンIIに変換する酵素(アンギオテンシン変換酵素:Angiotensin Converting Enzyme:ACE)を阻害する物質は尿の排出を促進し、血圧を低下する薬として使われています。
糖新生とは、グルコース以外の物質(アミノ酸、乳酸、グリセロール)からグルコースをつくる仕組みのことを指します。簡単に言うと糖質以外のものからグルコースを生成する呼吸の解糖系の逆の反応となっています。
(解答)〇
ドーパミンやアンドロゲンは、副腎髄質から分泌される?
皆さんはよくやる気に満ちている状態の時などに「アドレナリンが溢れる!」などとおっしゃっていると思います。生物学的にもあながち間違ってはいません。アドレナリンは自律神経の交感神経が働き分泌を促すからです。皆さんもアドレナリンを分泌させて、さまざまのものに挑戦してみてください!
(解答)✖ アドレナリン
ドーパミンやアドレナリンは副腎髄質から分泌されます。
以下はこのサイト全体を使った講義動画になります。理解の確認や分からない部分を詳細に知りたいなどにご活用ください。