ホルモン

ホルモンは、体外へ分泌されることから外分泌と呼ばれる?

そもそも、外分泌とは、分泌された物質が作用するところまで導管で導かれているものをいいます。内分泌とは、そうした導管がなく腺から直接血中に分泌されるものをいいます。よって、ホルモンは内分泌腺から放出され様々な器官で作用するため、内分泌といわれます。

(解答)✖ 外分泌→内分泌
ホルモンが、体内(血管)へ分泌されることから内分泌とよばれます。

脾臓は、内分泌も外分泌も行う?

内分泌と外分泌の両方を行う器官は膵臓です。膵臓からは外分泌機能として、消化液が膵管を通って十二指腸に分泌されています。内分泌としては、インスリンなどのホルモンを血液中に放出し、血糖値のバランスを整えています。

(解答)✖ 膵臓

【参考資料】
Medical note 膵臓の機能を温存する膵臓縮小手術とは?適応疾患とメリット、全摘出のリスクについて https://medicalnote.jp/contents/170421-001-BX

アンドロゲン、テストステロン、エストロゲン、プロゲステロン、コルチゾールは全てステロイドホルモンである?

ステロイドとは一定の構造を持つ物質で、○○ステロンといった名前であればステロイド系の物質です。
代表的なステロイドホルモンとして、男性ホルモンであるアンドロゲンやテストステロン、女性ホルモンとして働くエストロゲンやエストラジオール、黄体ホルモンのプロゲステロン、副腎皮質ホルモンのコルチゾールなどがあります。

コレステロールの化学構造

(解答)〇

【参考資料】
国師かけこみ寺 【3分で覚える】ホルモンの分類【アミン・ペプチド・ステロイド】https://kokushi-kakekomi.com/3min-hormone#toc5

ANPやGMPは細胞内セカンドメッセンジャーとして作用する?

ANPとは、心房性ナトリウム利尿ペプチドの略です。
次にセカンドメッセンジャーについてご説明いたします。水溶性の情報伝達物質(ファーストメッセンジャー:ホルモンなど)は細胞膜上の受容体で認識されます。その後細胞内に情報を伝える物質のことをセカンドメッセンジャーといいます。

(解答)✖ AMP(cAMP)
AMPやGMPは細胞内セカンドメッセンジャーとして作用します。