ビタミンの欠乏症や活性型への変換

ビタミンDは網膜に含まれ、欠乏により夜盲症になる?

夜盲症はビタミンA欠乏症の代表例です。
ちなみにビタミンDはくる病、骨軟化症が代表的な欠乏症となっています。

(解答)✖ ビタミンA
ビタミンAは網膜に包まれ、欠乏により夜盲症になります。

ビタミンEは紫外線により活性型になり、欠乏症はくる病である?

ビタミンDは紫外線照射によって、前駆体のプロビタミンD2さらにD3が活性化されます。よって活性型へと変化します。
また、『ビタミンDは網膜に含まれ、欠乏により夜盲症になる?』の解説をご参考ください。

(解答)✖ ビタミンD
ビタミンDは紫外線により活性型になり、欠乏症はくる病です。

ビタミンB2の欠乏症は脚気である?

ビタミンB2の欠乏症としては、口内炎、口角炎さらには子供の発育障害などがあります。ビタミンB2は魚介類や肉類に多く含まれています。
更にビタミンB1の欠乏症は脚気があげられます。ビタミンの欠乏症といえば脚気とよく聞きますが、脚気とはいったいどのような病気かご存じの方は少ないのではないかと思います。ここで少々紹介させていただきます。脚気による症状は、全身の倦怠感、食欲不振、診察における症状としては、膝の下を叩いても足が跳ね上がらないといった症状があります。脚気を引き起こす原因としては、玉ねぎ、にら、にんにく、ねぎなどに多く含まれるビタミンB1の欠乏、更にはアルコールの過剰摂取があります。

(解答)✖ B1
ビタミンB1 の欠乏症は脚気です。

葉酸およびビタミンB12の欠乏は、貧血のリスクを高める?

ビタミンB12は、代謝、核酸の合成、脂肪酸の合成、神経機能の機能の維持・改善、血液の生産など様々な機能に関わっています。
葉酸も造血に活躍するビタミンです。葉酸は妊婦さんに必要とされているとよく聞くと思います。葉酸の不足は胎児の神経系に障害を及ぼす可能性があります。よって必要とされているのです。

(解答)〇

ビタミンEは抗酸化作用を有しており、欠乏により壊血病となる。

ビタミンCによる欠乏症の壊血病は昔船乗りなどに多く発症していたそうです。原因としては、やはり食料調達において保存できにくい野菜や果物の不足でしょう。某有名漫画でもこの症状は紹介され、その時の対処法としては、柑橘類を絞って病人に飲ませるといったものでした。
普通に生活をしていたら、なりにくいものではありますが、現世の中からすると、一人暮らしとなると野菜や果物をとらない傾向にあるため、野菜ジュース一本からでも摂取することをお勧めします。

(解答)✖ c
ビタミンCは抗酸化作用を有しており、欠乏症により壊血病となります。